今日からはじめる「聞こえのケア」 無理なく続けられる6つの習慣
年齢にかかわらず、「聞こえの健康」を意識してケアすることはとても大切です。
とはいえ、実際にどんなことをすればよいのか、具体的にイメージしにくい方も多いかもしれません。
ここでは、日常生活の中で無理なく続けられる「聞こえを守るための習慣」を6つご紹介します。
どれも今日からすぐに始められることばかりです。
1.心とからだをゆるめる時間をつくる
緊張しているときより、リラックスしているときの方が、まわりの音に気づきやすいと感じる方は多いのではないでしょうか。
静かな場所でゆっくり深呼吸をしたり、目を閉じて「今、どんな音が聞こえるかな」と耳をすませてみたり。
こうした“心を落ち着かせる時間”は、気分転換になるだけでなく、「聞くこと」に意識を向けるきっかけにもなります。
難しい瞑想をしようと気負う必要はありません。
1日数分間、深呼吸しながら静かに過ごす時間をつくるところから始めてみましょう。
2.大きな音から耳を守る
聴力を守るうえで、もっとも簡単で効果的なのが「大きな音を避けること」です。
● テレビの音量がいつも大きくなっていないか
● カラオケやコンサートで長時間、大きな音を聞いていないか
● 工事現場のそばを通るとき、耳をふさぎたくなるほどの音ではないか
など、一度ふり返ってみてください。
どうしても音量を下げられない場所では、耳栓などを活用するのも一案です。
「ちょっと大きいかな?」と感じたら、少し音量を下げる――その小さな心がけが、将来の聞こえを守る力になります。
3.耳あかをチェックしてもらう
意外と多いのが、「耳あか(耳垢)がたまっていて、音の通り道がふさがれていた」というケースです。
耳あかが詰まっていると、聞こえがこもったように感じることがあります。
ただし、ご自分で耳かきを奥まで入れてしまうと、かえって耳あかを押し込んでしまったり、耳の中を傷つけてしまうことがあります。
●「最近、急に聞こえが悪くなった気がする」
●「片耳だけ聞こえ方が違う気がする」
このようなときは、無理をせず耳鼻科の先生に相談し、必要に応じて耳あかを取ってもらうと安心です。
4.からだを動かす習慣をつくる

全身の血のめぐりを良くすることは、からだ全体の健康にとって大切です。
それは、もちろん「耳」にとっても例外ではありません。
● 近所を少し長めに散歩してみる
● エレベーターではなく階段を使ってみる
● ラジオ体操や軽い体操を毎日の習慣にする
といった、無理のない運動でも十分です。
体力に自信のある方は、ストレッチややさしいヨガなどをご自身のペースで取り入れてもよいでしょう。
音楽を聴きながら歩く場合は、イヤホンの音量が大きくなりすぎないよう、少し意識してみてください。
5.「聞くこと」に意識を向ける練習をする
聞こえは、耳だけでなく「脳」で音を理解する力も関係しています。
日常の中で、音に少し意識を向ける時間を作ることも、聞き取りの助けになります。
たとえばこんな練習です。
● 静かな部屋でテレビやラジオをつけ、特定の言葉を意識して聞いてみる
● 玄関チャイムや電話の着信音など、「どこから聞こえているか」を意識してみる
● 外を歩くときに、「鳥の声」「車の音」「人の話し声」など、聞こえた音を心の中で言葉にしてみる
こうした“耳のウォーミングアップ”は、特別な道具もいらず、思い立ったその日から始められます。
6.聴力検査・補聴器の相談をしてみる

「年齢のせいかな」と思ってそのままにしてしまう方も多いのですが、
ご自身の“今の聞こえ”を知るためには、定期的な聴力検査がとても大切です。
最近、こんなことはありませんか?
● テレビの音がだんだん大きくなっていると言われる
● 会話で聞き返すことが増えた
● 会議や集まりなど、人が多い場所で話が聞き取りにくい
心あたりがある場合は、耳鼻科での診察や、補聴器専門店での聴力測定を一度受けてみることをおすすめします。
聞こえの状態によっては、補聴器を使うことで、日常生活の聞き取りがぐっと楽になることがあります。
最近は、昔のような大きく目立つタイプだけでなく、耳の中にすっぽり収まる小さなものや、装用していても気づかれにくいデザインの補聴器も増えています。
「ここでご紹介した6つの習慣は、どれも今日から少しずつ始められるものばかりです。
「全部やらなきゃ」と思う必要はありません。
気になったものから一つずつ試していただくだけでも、聞こえへの意識は大きく変わっていきます。
聞こえの状態や対処方法について不安があるときは、まずは耳鼻科の先生にご相談ください。
そのうえで、補聴器について詳しく知りたい・試してみたいという場合は、お近くの補聴器専門店オーディオ・ノバにお気軽にお声がけください。