補聴器は片耳?それとも両耳? 迷ったら「数字」と「体験」で考えてみませんか

2026.01.14

片耳にするか、両耳にするか。補聴器を検討し始めると、多くの方がここで迷います。
「まずは片耳でいい?」「でも両耳のほうが会話がラクって聞くし…」——決めきれないのは自然なことです。

両耳で使うほうが、にぎやかな場所で言葉を追いやすくなったり、声の方向がつかみやすくなったりと、日常のストレスが減ったと感じる方もいます。
このコラムでは、調査データを“ヒント”にしつつ、いつもの暮らしの中での実感で納得して選べるよう、両耳装用のポイントを整理します。

片耳か両耳か、数字が示すヒント

補聴器を検討するとき、「片耳だけで足りるの?」「両耳にしたほうがいい?」と迷う方は多いもの。

日本補聴器工業会が実施した大規模調査 JapanTrak 2022 では、両耳で使う人の満足度が54%、片耳は45%と示され、9ポイントの差がありました(「満足+大変満足」)。一方で、国内の両耳装用率は約43%と、まだ少数派でもあります。
数字はあくまで“ヒント”です。最終的には、ご自身の生活の中でどう感じるかがいちばんの判断材料です。

両耳装用のメリット

・にぎやかな場所で会話が追いやすい:ことばの輪郭がつかみやすいと感じる方が多いです。
・音や声の方向がつかみやすい:後ろからの呼びかけや自転車ベルの方向・距離感が分かりやすくなることがあります。
・音量をむやみに上げなくて済みやすい:左右で助け合うため、ほどよい音量でも満足しやすい場合が多いです。
・複数人の会話に入りやすい:左・右どちらからの話にも反応しやすく、取りこぼしが減ったと感じる声も。

※上記は“そう感じる方が多い”という傾向で、すべての方に同じ効果をお約束するものではありません。まずは生活の中でお試しください。

両耳装用の気になる点

・装用感:ひとによっては閉塞感を覚えることもあります。耳せんに空気の通り道となる穴(ベント)をあけることで、閉塞感等を軽減できます。
・費用(2台分):負担は増えます。だからこそ、体験して“費用に見合う実感があるか”を確かめてから判断するのがおすすめです。

注意点

・左右差が大きい場合:片耳が極端に弱いなどはCROS/BiCROSなど別の選択肢が合うことも。聴力と生活シーンをうかがいながら、あなたに合う形を一緒に探していきます。

まとめ—数字では“両耳優位”、答えは“ご自身の体験”で

データ上は、両耳のほうが満足度が高い傾向(54% vs 45%)。ただ、感じ方は人それぞれです。まずはいつもの暮らしでお試しいただき、納得できる選び方をしてください。
補聴器専門店オーディオ・ノバでは、両耳の補聴器を「2週間・無料」でお貸し出ししています。ご自宅やご家族との会話、お買い物、レストランなど日常の場面でじっくり体験してください。不安や疑問は、私たち“補聴器のプロ”に気軽にご相談ください。お一人おひとりに合った装用感や設定を整えていきます。

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